●下位互換機能を使う
~Xbox OneでXbox360・初代Xboxのゲームを遊ぶ~
現在、Xbox Oneには下位互換機能(Backward Compatibility)が搭載されています。
これはどんな機能かと一言でいうならば『購入済みのXbox360・初代Xboxタイトルを、追加料金なしでXbox Oneで遊ぶことができる』機能になります。
実際にはXbox360・初代Xboxのソフトがそのまま動いているわけではなく、Xbox One上でXbox360・初代Xboxを丸ごとエミュレートしてその環境で動くXbox One対応のXbox360・初代Xboxゲームをダウンロードすることができる機能になります。(表現がややこしくてすいません)
では実際の手順を見てみましょう。
ページ内容
1.Xbox360・初代Xboxのゲームが全部遊べるの?
いいえ、そうではありません。
下位互換に対応しているソフトのみ遊ぶことができます。
現在では定期的に対応ソフトが増加していますので公式サイトのこちらのリストを確認してみると良いと思います。
しかしながら上記リンクは情報が全て網羅されているわけではないようです。
有志のユーザーさんが個人的にまとめてくださっているブログもありますのでこちらを参照されるのがよろしいかもしれません。情報が早くて正確ですし私も愛用させてもらってます。
→『はこまるローカル情報局◆本館◆』Xbox Oneで遊べるXbox360タイトル(下位互換)一覧
のりすけさんという方が個人で運営しているブログサイトです。下位互換ソフト以外にも数多くの情報をまとめてらっしゃいますのでかなり参考になりますよ。(のりすけさん、リンク協力ありがとうございます!)
意外なソフトがXbox Oneで遊べるようになっていますのでぜひチェックを。
2.どうやれば遊べるの?
これには大きく分けて三つの方法があります。
【その1】下位互換に対応しているXbox360・初代XboxソフトのゲームディスクをXbox Oneのディスク挿入口に入れる
Xbox360・初代XboxのゲームディスクをXbox Oneに入れると自動的にそのゲームのXbox One対応版ゲームがダウンロードされます。
注意すべき点としては、当然ではありますがXbox Oneがオンライン接続されていること(ゴールド会員、無料会員ともに対応)と、ゲームディスクを入れておかないとダウンロードされたゲームが遊べないという点です。(ディスクによって認証されています)
ですので『Xbox Oneにダウンロードされたからこのゲームソフトを中古屋に売ってしまえ』なんてことをしてしまうとダウンロード版は遊べなくなるということです。
【その2】下位互換に対応しているXbox360・初代Xboxのゲームのオンデマンド版(ダウンロード版)、またはXBLAタイトルを既に購入している
この場合はXbox Oneのマイコレクションのページからダウンロード可能なゲームを見てみるとそこに該当するゲームがインストール可能になっているはずです。
もちろんそのタイトルを購入したアカウントでログインしている必要がありますのでご注意ください。
【その3】下位互換に対応しているXbox360・初代Xboxゲームを新規にストアから購入する
ゲームストア内に下位互換対応ソフトのページがあるので、そちらから直接購入することもできます。
ただ、日本のストアに表示されていても購入できない海外タイトル(Dead Space、Dark Souls1など)もあるのでご注意ください。
互換に対応するソフトは直前にXbox360のGame with Gold(ゴールド会員なら無料で入手可能)の対象になったりすることも多いので情報をまめにチェックしましょう。
では実際にストアから新規に下位互換タイトルを購入する方法を見てみましょう。
おなじみのXbox Oneのホーム画面です。この画面でRBボタンを押すと画面上部のタブを切り替えることができます。
2回押してストアページに行きましょう。
ストアページに来ました。トップにはその時のセールや注目作品が出ています。
このストアページはゲームだけでなく、アプリや映画などを含む総合的なストアになっています。
この画面の『検索』を使って直接お目当てのゲームを探してもよいのですが、『何かないかな~』と探すときにはこのまま画面を下のほうにスクロールします。
するとすぐに『ゲームを見つける』というアイコンがあるのでこれをクリック。
はい、ここがゲームストアになります。この画面には発売開始されたダウンロードゲームなどの情報がまとまっています。
今回は下位互換のゲームを探しているのでこのページをさらに下のほうへスクロールします。
すると下位互換のゲーム専用の列があるので、列の右上の『すべて表示』をクリック。
そうするとこのような一覧ページが出てきます。かなりの数のXbox360・初代Xboxソフトが対応しているので見ているだけでも楽しいです。
今回はアサシンクリード2を選んでみます。
クリックすると個別の紹介ページになります。『価格を見る』を押して購入画面に移りましょう。
この画面に価格も表示してほしいなと思うのですが、、ここからXbox360・初代Xboxのストアへリンクする形をとっているようなので仕方ないのかもしれません。(私の想像ですが)
設定によっては、ここでパスワードが必要になる場合があります。
これが購入画面です。この記事を書いた時点ではアサシンクリード2は3024円。
『続ける』ボタンを押すと決済画面になりますので、クレジットカードかマイクロソフトポイントで購入しましょう。(Z指定ソフトはクレジットカードでのみ購入可能)
ちょっと高いな~と思う方はセールになるのを待つか、中古のパッケージソフトを安く購入するのも手です。
ですが私は『ディスクレスでいつでも遊べる』という魅力には勝てず、ダウンロード版を購入することが多いですね。
ゴールドメンバーシップ向けに無料配信されるゲームが下位互換対応するケースも多いので、チェックしておきましょう。
3.下位互換機能の特徴は?
【その1】ゲームのセーブデータ、実績、DLCなどが引き継ぎされます(Xbox360・初代Xbox本体ではなく、予めクラウドにセーブデータを残しておく必要があります)
【その2】Xbox Oneの機能を使用してゲームDVR(ゲームクリップ録画・スクリーンショット撮影)、Windows10でのストリーミングプレイ、Twitch配信などが可能です
【その3】Xbox360本体でプレイしているフレンドと、Xbox Oneの下位互換版でのマルチプレイが可能です
【その4】ソフトによっては処理能力がアップし、フレームレートの向上も確認されています
【その5】これは個人的な意見になりますが、Xbox360・初代XboxのゲームをXbox Oneのコントローラー(またはエリートコントローラー)を使ってプレイできるというのも大きなポイントだと思っています。
4.ハコイチバメンバーの選ぶおすすめの下位互換対応ソフト
追加料金がかからず過去に購入したXbox360・初代XboxのゲームがXbox Oneで遊べてしまうという夢のような下位互換機能。
これからも続々と話題作が対応を予定していますのでぜひXbox Oneを購入したら試していただきたい機能です。
過去のソフト財産がまた日の目を見るというのはうれしいですね!
執筆担当:ナヴェ
校正・加筆・修正:ハッシー
加筆修正:2018/08/20
【ナヴェのおすすめソフト BEST3】
1.Red Dead Redemption & RDR Undead Nightmare(国内対応済み) 前世代機の名作オープンワールド西部劇アクションのRDRもついに後方互換に対応 全世界のユーザーが狂喜したのは記憶に新しいところです
2.Dead Space(国内未発売・未対応) 国内では残念ながら発売されなかったDead Spaceも今ならXbox Oneで遊べます(海外ストア経由になります) グログロ&ゴアゴアな内容ではありますがサバイバルホラーの新しい定番となったシリーズです 続編の2,3も対応を期待したいですね(北米ストアからのダウンロード購入はできません)
3.ガンスターヒーローズ(国内対応済み) メガドラじゃねぇか!なんて言わないでください。大好きなんです、これw メガドライブで発売されその後さまざまなコンソールに移植されてきましたがXbox Oneでもガンスターが遊べるとは思いませんでした ゲーム史に残る名作アクションシューティングですね
【ハッシーのおすすめソフト BEST3】
1.Left 4 Dead 2 オンラインCo-opに少しでも興味があるなら是非プレイして頂きたいゲームです。 AIディレクターというプレイヤーのスキルによってリアルタイムに難易度を調整するシステムにより、何度でも新鮮な気分で楽しめます。 プレイ開始時4人に満たない場合はBotが埋めてくれるので気軽に始められるのも嬉しいですね。 プレイヤーが生存者と感染者に分かれて行う対戦モードもありますよ。
2.Borderlands ヒャッハー!でお馴染み(?)のFPS視点型のRPGです。 既に2作目,3作目がXboxOneタイトルとして発売されているので、ご存じの方も多いと思いますが、是非1作目もプレイして頂きたいですね。 本作も4人Co-op対応です。フレンドさんと共にヒャッハー!しましょう。
3.Gears of War 3 Xboxユーザーにはお馴染みのGears of Warシリーズ3作目です。 本来であれば、このシリーズを1,2,3位独占させたい思いですが、なぜかこのシリーズの後方互換は出来があまり良くありません。 それでも、骨太重厚なストーリーを楽しめるキャンペーンモード(4人Co-op)や最大50Waveの防衛戦を行うホードモード(5人Co-op)などは十分に楽しめます。 2016年10月には最新作Gears of War 4も発売されますし(国内では残念ながら発売されません)、後方互換で備えておきましょう!