●Dolby Atmos for Headphonesを使ってみよう
皆さん、こんにちは。
今回は、『Dolby Atmos for Headphones』の設定方法についてご紹介します。
『Dolby Atmos for Headphones』は簡単に言うと、従来のステレオヘッドセットなどで”仮想的に”高さや前後の空間表現を行うというものです。(詳しくは各サイトで紹介されていますので確認してみてください)
「Xbox One Xも購入したし4K環境も整えた。次はサウンドだ!」という方に、簡単に導入できる『Dolby Atmos for Headphones』は試してみる価値があると思います。(Xbox One、Xbox One Sでも利用可能です)
コントローラーに接続されているヘッドセット(ヘッドフォン)や、光デジタル出力で接続されているヘッドセット(ヘッドフォン)など、普段使用している物で利用できます。
Windows10にも対応しており、下記で紹介する『Dolby Access』アプリはXbox Play Anywahere対応です。
アプリ自体は無料ですが、『Dolby Atmos for Headphones』の機能を利用するには有料(通常価格1,650円、試用期間あり)となりますのでご注意ください。
無料で利用できる『Windows Sonic for Headphones』というのもありますので、こちらを試すのも良いかもしれません。
ちなみに、Dolby Atomos対応のアンプやヘッドフォンを使用している方は不要のはずです。(私自身、対応アンプやヘッドフォンを所有していないので、この辺は不明です。いずれ対応アンプまたはヘッドセットを購入する予定です)
最近のXbox One X Enhanced対応により、Gears of War 4やRise of the Tomb RaiderなどがDolby Atmosに対応しており、より迫力のあるサウンドで楽しめますよ。
また、NetflixでもDolby Atmos対応の作品が配信されています。(Dolby Atmos対応作品の視聴は4K UHD対応プランに加入している必要があります)
1.Dolby Accessアプリを入手しよう
初めに『Dolby Access』というアプリを入手します。
このアプリは無料です。
アプリを入手せずに、本体設定から『Dolby Atoms for Headphones』を設定しようとすると、アプリを入手するように促されますので、まずはアプリを入手しましょう。
2.Dolby Atmos for Headphonesを購入(試用)しよう
アプリを起動すると、ホームシアターの設定なのかヘッドフォンの設定なのかを選択します。
ここではヘッドフォンの設定『With my headphones』を選択します。
次に、『Dolby Atmos for Headphones』機能を使うために、試用(30日間)か購入するかを選択します。
この投稿を書いている2017/11/24時点では20%OFFになっており1,320円になっていますが、通常価格は1,650円です。
これで『Dolby Atmos for Headphones』機能が使えるようになりました。
3.本体を設定しよう
最後に、XboxOne本体の設定を行います。
設定→画面とサウンド→オーディオ出力の順に進みます。
そしてヘッドセットオーディオの中から『Dolby Atmos for Headphones』を選択します。
コントローラーにヘッドセット(ヘッドフォン)を接続している方は、これで設定終了です。
HDMI接続や光デジタル接続により、アンプ経由等でヘッドセット(ヘッドフォン)を使用している方は、その下にあるチェックをする必要があります。
画面にも書いてある通り、HDMI/光デジタルの接続先のサウンド拡張設定は全てOFFにする必要があります。
例えば、私が使用しているASTRO A50の場合は、ヘッドセット側のスイッチでDolbyをOFFにしなければなりません。
設定は以上です。
人によって効果の感じ方は様々でしょうし、あくまでも”仮想”なので過度の期待は禁物ですが、試用期間もありますし、一度試してみるのはいかがでしょうか。
『Insects: Xbox One X Enhanced エクスペリエンス』内でも空間オーディオのON/OFFが切り替え確認できますよ。
少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
それでは。
間違いなどありましたらTwitterアカウント @hako1ba_xboxまでお願いします。
執筆担当:ハッシー
校正・加筆修正:ナヴェ
2017/11/24